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史上最悪の相席〜席替えシート発動〜相席屋体験記レポート


 

こんばんは三十路です。
 
つい3時間前、手が滑ってiPhoneを思いっきり落としてしまい、画面がちょっと見たことないくらいバッキバキに割れました。
 

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死にたいです。
 
さて、今まで相席屋で両手両足の指をフル稼働しても数えられない程度には相席してきた三十路ーずですが、失礼ながらあっ、これハズレだなーって人に当たっても苦笑くらいで済むレベルだったんですよね。
 
そりゃあ向こうも初対面の人とコミュニケーションを取るつもりで来てるし、一部学生を除いて社会人だからそれなりに大人の対応も出来るわけで、本物のコミュ障は来ない(来れない)はずですからね。
 
とか言ってたら、来ちゃった。
踏んじゃった、地雷。
て言うより、丸腰のとこ爆弾投げ込まれちゃった。
リメンバーパールハーバーもといリメンバーアイセキヤである(不謹慎)
 
時はピークタイム。賑わう店内。
その日2組目のメンズが退店して数分後、それらはやって来た。
 
大木凡人から愛嬌と活気と存在感を取り去ってヒョロッとさせたおっさんと、ジメッとした小柄な白内障のおっさんの2人組。
見た感じアラフォー後期。後者は相席屋以前に病院行った方がいいと思う。
既婚感はしなかった。その年ならむしろ既婚の方がホッとするのに。
個人的には別におっさんでも既婚者でもかまわないんです。楽しく喋れて、引き際を心得てたら。
 
…おっさん全然喋らない。
ここだけお通夜会場のよう。
ものすごくしめやかに営まれております。
しょうがないのでこちらが話を振ると返してはくるけど、すぐ終わってまたお通夜。
ちなみに三十路ーずとかろうじてコミュニケーションが取れるのは白内障のみで、大木凡人とはマジで一言も会話してないし、声すら覚えてない。
以下のおっさんのセリフの発言元は全て白内障である。
 
今回の相方のさっちゃんは、女友達には優しくて気が利く穏やかな良い子だが、裏表のないサバサバした性格ゆえ、タイプ外のメンズには気分を害した時なんかに気軽に暴言吐くタイプw
それでも相席屋では割と我慢しててさすが三十路、大人になったなぁと感心する今日この頃。
 
さて、打てども打てども響かない中絞り出した情報によると、彼らは本日で2回目の利用。
キャバクラでねーちゃんに相席屋の存在を教えてもらい先日初来店、相席した女性に誘われて店を出たら、その子はガールズバーのスタッフだったそう。
同伴目当てのキャバ嬢が紛れ込んでるという噂は聞いたことがあったけど、どうやらその類のおねーちゃんがいるのは本当みたいだ。
私女だから同伴だろうが営業だろうがどーでもいいけど、相席屋の存在教える相手だけは選んでくださいお願いします…
 
おっさん達はおそらくそういう類のお店に通いすぎて、女性のデフォルトがサービス業の従業員なんだろう。
相席屋の女性客はただの客、おっさんと同等の立場。積極的に会話して盛り上げたりおっさんを気分良くさせる義務はないし、嫌になったら黙ることもあるのを理解していないようだ。
おっさん曰く、前回ガールズバーの子に連れ出される前に数回席替えタイムがあったそうだ。
 
おっさんそれチェンジされてんで。
って喉元まで出たけど飲み込んだ。
最近できた席替えシートを女性陣がこぞって利用した模様。
 
↑ここで若干触れてますが、正式名称は席替えシートで、記入するのはテーブル番号ではなく入店時に渡されたカードに記載されてるアルファベットでした。
何故名前と使い方覚えたかはお察しの通りです。
 
が、ここで持ち前のポジティブシンキングを明後日の方向に発揮するおっさん。
デフォルトで席替えサービスがあると解釈してやがる…(´Д` )
おっさん、その後例の席替えシートの話出したんだよ。
おっさん「かくかくしかじかで、男子トイレにはこんなんあんねん。女子トイレにもあんの?」
なすび「いやちょっとわかんないっすねー」
おっさん「あれ使ったらどうなるんやろうなー?」
 
その答えさっき自分で言うてたで。
って喉元まで出たけど(略
 
ここでようやく30分が経過。
突然思い出したかのように
おっさん「名前は?」
なすび「偽名です」
さっちゃん「偽名です」
おっさん「ふぅん…」
 
お前も名乗れや。
って喉元まで(略
 
さらに言うなら、人に聞く前に自分が名乗るのが礼儀だろうがと。
さすがに働いてはいるだろうけど、どんな仕事したらこんな無礼になるのかすごい気になった。聞いてないけど。
※平常時は本名名乗ってますw
 
相変わらずお通夜の参列者みたいなおっさん達。
あぁ、課金気にしないタイプか…
元々空気気味だったさっちゃんが地蔵化しだした。
おっさん、ここでも持ち前のポジティブシンキングを明後日の方向に発揮。
店内の喧騒に混じり、おっさん共のつぶやきが聞こえてくる。
 
おっさん1「なんで喋らへんのやろ…?」
おっさん2「照れてるんちゃう?」
 
さっちゃんと目が合った。

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このLINEのスタンプそっくりの顔してた。
 
久しぶりに人に殺意を抱いた。
キャバ嬢は喋るの面倒くさい時は照れてるフリするのがデフォなんだろうか。
おっさんが出会う女性はさぞかし照れ屋だらけだろう。
私前向きな男性好きだったけど、使い方を間違えたら凶器になることに気が付きました…。
 
絶賛お通夜会場のまま1時間が経過。
先ほどの発言で萎えたなすびの地蔵化によりしんみり具合に磨きがかかる中、風上の席でタバコに火をつけるおっさん。
全力でこちらに流れてくる煙。
嫌煙家のさっちゃんが下を向きスマホにらめっこする地蔵と化した。
本物のお通夜ならもうお開きな時間。
相席屋で初めて帰りたい、もう帰ろうかと思った。
 
1時間半が経過したところで、さっちゃんが久しぶりに口を開いた。
「なすび…私アレ書いてくる」
 
席 替 え シ ー ト
 
忘れてた、神経消耗しすぎて存在忘れてた!
さっちゃん地蔵から女神へクラスチェンジ!
気軽に使ってはいけない、黄門様の印籠くらいに捉えていたので満を持しての初使用である。(黄門様週一で印籠使うけど)
あと数分の我慢かと思うと、急に水を得た魚のように生き生きして喋り出すなすび。
 
ところでこの席替えシート、混雑時は対応できないこともあるそうだ。
とりあえず新規の客を次々放りこんで行くのが優先なんだろう。
空いた席に席替え希望のメンズを移動させて、そこに新規を放り込めば辻褄は合うと思うけどそれはやらないみたいだ。
・・・時はピークタイム(2回目)
席替えシート提出から何事もなく30分が経過。
水を得た魚は、死ぬ間際に一瞬元気になっただけの余命いくばくもない生き物にクラスチェンジした。
記憶にないが、「もうムリ…」とつぶやいたらしい。
後のさっちゃん曰く、普段どんな相手でも一見機嫌よく喋る(さっちゃん、それ当たり前だよ…)なすびの、今まで見たことなかった死んだ目とつぶやきがさっちゃんのスイッチを押したそうだ。
 
さっちゃん「帰るタイミング失ってますか?」
おっさん「えっ」
さっちゃん「もういいと思ってるでしょ?気にせず出てくださいね!」 
おっさん「いや、席替えあるし…」
 
まだ言うてんのかおっさん。
って喉元(ry
おっさん共、存在しない席替えタイムを待ちわびて2時間以上お通夜やってたんだと。
どちらにせよ、なかなか声がかからないと思ったら一度出る方がコスパも気分もいいだろうに。メンズは待ち時間もたかが知れてるし。
 
さっちゃん「そんなもんないし。聞いたことない。出た方が早いんちゃう!」
さっちゃんからチャームポイントのたれ目と、ついでに敬語が消えた。
 
おっさん「いや、前あっt
さっちゃん「前と今は違う!!!」(激怒)
 
ハイボール吹くかと思った。
ちょっと聞いたことない声出してた。
さっちゃん曰く、「それお前ら拒否られてんねん!」って喉(r
な結果、こんな謎の言葉が出てきたそうだ。
20代の頃なら絶対喉元通り越してたぞ、さっちゃん大人になったなぁと再びしみじみ。
 
さっちゃんの核弾頭が炸裂後、どんなお通夜会場よりも静まり返ったテーブル。
元々小柄だったけど、ここまで小さかったっけ?と怯えるおっさんどもをぼんやり眺めつつ、もう潮時だ、さっちゃんに出ようと言おうと思いお手洗いに立って帰ってきたら、おっさんどもが消えていた。
 
ちゃきちゃき片付けている店員さんと、リアルゴールドをイッキして安らかな表情を浮かべるさっちゃん。女神から仏にクラスチェンジか。
そしておっさんどもの退店を確認したなすびは、マジで膝から崩れ落ちた。(イスに)
あぁ、戦争が終わったときってこんな感じだったのかな…喧騒の中で、遠くの方から玉音放送が聞こえた気がした(不謹慎リターンズ)
 
なお、おっさんどもは10分後舞い戻ってきた。
そろそろ席替えシートが機能するだろう時間、おっさんどもは今夜もサービス業の従業員に出会うまで野良妊婦のごとくたらい回されるのだろう。
むしろたらい回されまくるか、いち早く夜の蝶にキャッチされてほしい。
貴重な週末をお通夜に費やした不幸な女は私達だけでいい…
 
席替えシート、3回使ったor使われたら退店とかの決まり作って欲しい…。
最近調子乗って相席屋行きまくってたけど、さすがに懲りた。
たぶん1ヶ月は行かない。(←あんま懲りてない)
 
↓結局また行くw